
高校時代に悩んだ私が手にとった野球本をめくるたびにこみ上げてきた思いです。
野球に関わる人の多くは大小いろんな問題に直面すると思います。私もまたその中の一人です。
はじめまして。
お父さんのための野球教室の桜井一と申します。
私は問題に直面するたび、その解決や手がかりを得るために本や資料を読み漁りました。
しかし残念ながら私の問題を解決してくれるものに出会うことは、ほとんどありませんでした。
なぜかというと、野球本の多くは、「基本は解説します。でも問題があったら自分で解決してね」という感じのものがほとんどであったからです。
だから「まずは振りかぶって、次は足をあげて、最後は腕を振る」というような解説で終わってしまう。
知りたいのはそんなことじゃないのに・・・。
腕が振れなくて困っている時、知りたいことは"腕を振ること"じゃないですよね。
- どうして腕が振れないのか?という原因。
- どうしたら腕が振れるようになるのか?という改善方法。
- どうすればその事態で打者を打ち取ることができるか?という投球術。
というように私たちが知りたいことは、一般的に解説してくれることのもう少し先にあることが多いんです。
また、問題や悩みを解決するのは決して技術的なことばかりではありません。
監督やチームメイトからの励ましであったり、家族からの言葉であったり、そういうことに勇気付けられ乗り越えていけることもたくさんあります。
私たちは機械ではなく、喜怒哀楽のある人間なんですから。
小学2年生より野球をはじめ、大学をスポーツ推薦ではなく一般受験から入学。大学時代にリーグMVPを獲得、神宮大会に出場しベスト8。その後、社会人野球に進み在籍中は都市対抗野球へ出場。現役引退後は、野球指導法のブログのメールマガジンをスタートし、日々多くの指導者からの悩みや相談メールに対して回答。「常にこどもの身近にいて見守っている保護者の方が野球を学び、指導していくことが、こどもたちの上達にとってもっとも良い」という考えから、メールマガジンとブログの名前を「お父さんのための野球教室」と命名。
【著書・監修書籍】
おやこでキャッチボール
出版社:自由国民社
(2010/2/26)
監修:桜井一
著者:株式会社キッズレーベル
少年野球で、子どもをグングン伸ばす47の教え
出版社:カンゼン
(2013/9/3)
著者:桜井一
構成:島沢優子
【監修DVD】

スマホの登場、YoutubeやSNSなどで情報を容易に手にすることができる時代になりました。
ですが、周りを見渡すと、ほとんどの方がまだ同じような指導をされています。
「腕を振れ」
「腕が振れてない。だから球が来ていない」
というような表現で、単に【腕を振れ】とだけ子供にいいます。
子供達は精一杯投げているつもりなのに、単に腕を振れでは分からないと思います。
きっと指導者も、本質を理解できていないのでしょう。
修正すべき箇所だけを指導する方が多い…。
選手からしてみれば、修正すべき点が理解できても、どのように修正すべきかがわからない…。
指導者として一番の悪は「知ったかぶり」指導をすることです。
それは「指導」ではなく「死導」となるのです。
何気ない一言・自分の地位維持のための指導は、その選手生命を左右するということを理解されていないことが本当に多いのです。
もちろん不振やケガの原因が、指導の方法によるものだけではありません。
しかし選手にとっての指導者は、指導者自身が思っているよりも、もっと大きな存在であるのです。
試合で起用されるために、間違った指導でも選手は、甘んじて受けていることもあります。
そしてそれが、選手の技術の低下・不振・ケガを生む一つの要素になるということを、もっと指導する側の人間は認識し取り組むべきだと思うのです。
この悪循環を改善したいと考え、メールマガジンを配信し続けてきました。
確かに、感覚でしかわからない部分を伝えるのは難しいです。
しかし、難しいとはいってられません。
選手たちの将来にかかわることですから。

私の父親は、野球経験がまったくなかったのですが、本やプロ野球の解説を聞いて一所懸命に勉強して野球を教えてくれました。
私自身、野球を続けていく中で、いろいろとフォームも変わりましたが、その基本になるものは父親が教えてくれたものでした。
やはり、野球をしていく上で、一番影響を受けたのは父親です。
また、メンタル面では母親の存在がなければ、社会人まで野球を続けることができなかったでしょう。
両親の支えなしでは、野球の上達はなかったといっても過言ではありません。
現役を退いた今だからこそ、心の底からそう思えるのです。
「親として子供の成長を望むなら、周りの大人たちも指導方法などを勉強するべき」だと私は思うのです。
子供たちは上達していく上で、必ず親の影響を受けるのですから。
お父さんのための野球教室では、ただ単に技術の紹介を目的とした情報配信をしていません。
今まで届かなかった部分にどんどん踏み込み、問題や悩みの解決を目的とした情報の発信をします。
そこで今回、お父さんのための野球教室10周年記念として、過去に配信したメルマガのバックナンバーをまとめた電子書籍(PDF)を無料でプレゼントいたします。
理由はシンプルです。
無料で配布することで、多くの人にお父さんのための野球教室で配信している情報の価値・魅力を知ってもらいたい。
そして、少年野球が変わる一助になればという想いがあるからです。
実は、過去に3,980円で販売していた書籍と同じ内容です。
ですので、無料だからと言って決して手を抜いた内容ではないことをお約束します。
当時は、お届けしているメールマガジンを保存していただき、印刷しておられる方が多く、一部の読者の方からは、グラウンドに持参したいので、メールマガジンの内容を冊子にして欲しいという要望を頂き書籍化して販売していました。
ですが、時代の変化もあり、電子書籍(PDF)ならコストを抑えることができるので、無料プレゼントが可能となりました。
お父さんのための野球教室『桜井ノート 野球を上達させる30のメッセージ』
内容の一部をお伝えしますと…
- » No.1 よく使われる間違った投手への指導とは?
- 指導者は、ピッチャーに対して「腕を振れ」「腕が振れてない。だから球が来ていない」というような表現で、単に【腕を振れ】とだけ子供にいいます。子供達は精一杯投げているつもりなのに単に腕を振れでは分からないと思います。小学生でも理解できるように「腕の振り」についての本質を解説。
- » No.2 ライバルに差をつける【秘密の練習方法】
- 練習時間でライバルに差をつけるには、それ相当の内容と量をこなさなければいけません。限られた時間の中では、なかなか差をつけることは難しいですよね。ですが工夫次第でそれが可能です。ライバルに差をつける秘密の練習方法とは?
- » No.3 体格よりも重要なエースになるための重要な要素とは?
- 私は、投球における球速、コントロール、キレは身長だけがすべてだとは考えていません。まずは、体の力の全ての限界線を少しずつ上げていくこと、そしてその力をいかに投球に活かし、ボールに伝えるかということを追求し研究、練習することでその条件的不利は補えると考えています。鍛えた体をいかに野球に活かすかを詳しく解説。
- » No.4 急増中!サイドスロー投手のためのフォームの安定化大作戦
- サイドスローの腕の使い方がよくわからなく、いつもテイクバックやリリースの位置が安定しないという人が多いです。 アンダースローの腕の使い方とフォームの安定をするための練習法とは?
- » No.5 横浜ベイスターズ元監督牛島さんとの出会い
- 私が社会人野球時代に、臨時で投手コーチをして頂いた、牛島さん。牛島さんとの出会いで学んだ「あること」を公開。
- » No.6 プロ野球の練習を見ることのすすめとは…
- 職場で少年野球の監督をされている方と、野球の話で盛り上がりました。その会話の中で『今度チームの子供たちを連れてプロ野球を見に行こうと思うんだけど、どうかなあ何か感じてくれるかなぁ?どぉ思う?』という質問を受けました。私は『ぜひ、つれて行ってあげて下さい』と答えました。付け加えて・・・。
- » No.7 プロの練習を見る時のポイントとは?
- プロの練習を見る時のポイントは、何に重点(テーマ)を置いてその練習に取り組んでいるか見極めることが大切です。そしてそのポイントを息子さんに説明をしてあげてください。プロの練習を見る時の大切なポイントとは?
- » No.8 最近は野球の技術の他に…
- 「こどもが野球を長く続けるには、こどもと普段どのように関わってあげればよいでしょうか?休みも少なく平日は帰宅が遅いので、なかなかキャッチボールなどをしてやることができません。」 というような内容のご質問を度々いただきます。親としての経験は、私よりもみなさんの方が多いと思います。そんな諸先輩方にアドバイスをするというのは、少し恐れ多いのですが、私のこどもの頃を思い出しながら回答をさせていただきます。
- » No.9 的確な指示をされていますか?
- 的確な指示が無い仕事とコミュニケーションが不足の仕事は、ほんとに困ったもんです。桜井も普段は普通のサラリーマン。何気ない日常生活から学んだコミュニケーションの大切さとは?
- » No.10 イメージをうまく伝えていますか?
- 物事をうまく子供に表現し伝えるために桜井が毎日続けている事。子供たちに分りやすく物事を教える練習を毎日しています。誰でも今すぐ実践できるその練習方法とは?
- » No.11 自分にあった投球練習パターンを確立させる方法
- 投げ込みはその日の肩の状態などにもよると思うんですけど、週何回のペースがいいんでしょうか?という質問をいただきました。個人差がある投球練習の頻度やパターンは、一概には週に何回というのは決定出来ませんが、それを見つける方法をご紹介。自分にあった投球練習パターンを確立させる方法とは?
- » No.12 ブルペンは試合と同じ調整を
- 試合でいい投球をするためには、万全の準備をしなければなりません。練習で調子を維持し、試合で100%の力を出すための投球練習プログラムとは?
などなど、全30項目を収録!
[電子書籍(PDF) 90ページ]
通常価格3,980円 ⇒ 無料プレゼント
メルマガのバックナンバーだけでなく、メルマガ未公開の体のバランスを整えながら体幹を強化するトレーニング方法を特典として収録させていただきました。
文章だけではなく、図解入りで解説していますので、非常にわかりやすくご理解いただけます。
メールマガジンでは一度もお伝えしていない今回限りの内容となっております。
お子さんや選手たちの上達ぶりを把握できる野球日誌の雛形を特典として収録しましました。
コピーをしていただき、日々の野球日誌をつけながら練習をすることで、問題点や改善点が明確になることは間違いありません。
この雛型はあなたのメモ書きで、きっと真っ黒になるはずです。

私がブログやメールで書くほとんどの内容は、私自身が選手時代に感じたことを書いております。
野球を引退することなり自分のやってきた野球というものを整理して記録しておきたいというのがもともとのブログやメールマガジン配信のきっかけでした。
ブログやメールマガジンは私の野球理論や経験で得た大切なことを書き記した大切なノートの役割をしてくれています。
時代は変わって練習方法は進化しても選手達が感じる思いというものはそう大きくは変わらないと思うのです。
私がブログやメールで書くこと全てが皆様や選手たちにあてはまるとは思いませんが、選手たちが監督やコーチに対して思っていることを、少しでも感じることができる「気づき」のきっかけになれば幸いです。
今後も私の持っている経験があなたや選手たちにとって少しでもお役に立てれば、ものすごく嬉しく思い、さらにみなさんとメールマガジンを通じて交流を持たせていただきながら新たな情報を発信していければと思っております。

私がブログやメールで書くほとんどの内容は、私自身が選手時代に感じたことを書いております。
お父さんのための野球教室

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